理想の家をあきらめないために Copy of MA2/福島正俊建築設計室

夢を実現する

これまで多くのお客様の理想の家を実現してきて分かったことがあります。それは、少なくとも私たちのクライアント様に限って言えば、富裕層の方ほど、強いこだわり、譲れない想いがあるということです。しかもその想いが、お客様の豊富な経験によるものも多く、庶民的な感覚だとなかなか理解できないものも多いといえます。

私たちＭＡ２のお客様の例をあげると、39歳のご主人と奥様、二人のお嬢様のいらっしゃるクライアント様の場合、バリ島のホテル、アマンキラで過ごした時間を日常にしたいという想いを実現されました。
ヴィラから眺める密林の緑が夕暮れとともにシルエットへと変わり、木々を照らす優しい照明の灯が夕闇にしっとりとした深みを与える穏やかな空気感・・・。それは、まるで砂時計の砂がゆっくりと落ちる音さえも聞こえてきそうな、穏やかな時間を過ごすための、静かで上質な空間です。

また、車好きの独身男性のクライアント様の場合、書斎を兼ねたガレージルームで、愛車のアストンマーティンＤＢＳのエンジンに火を入れたとき、マフラーが奏でる最初の咆哮の響き方、愛車を斜め左から眺めながらコックピットのドアを開けて乗り込むように、ガレージの入り口の位置を決めるほどのこだわりをもたれています。

あなたは今、いろいろな住宅展示場をまわったり、住宅メーカーの話を聞いているかもしれません。みんな、あなたの希望に答えよう、受注しようと懸命なアプローチをしてきていることでしょう。

でも、彼らは本当にあなたの希望を満たしてくれますか？

あなたの夢の家を実現するためのパートナー選びがいかに重要かお分かりいただけたはずです。
気をつけてください。ここを間違えると、100％後悔してしまいます。

知らないでは済まされない、お金のこと。本当に価値のあるものを妥当な金額で実現するために知っておかなければならないこと。

私たちＭＡ２にリフォームのご相談こられるお客様で、住宅メーカーの注文住宅に住まわれていて、自分たちの希望を詰め込んだ結果、チグハグだったり、使い勝手に破綻があったり、オプションも数多く取り入れた結果、高額な物件を手に入れたにもかかわらず非常に強い不満を抱いているご家族が多いことに驚かされます。

なぜそのような結果になるのでしょうか。

理由は簡単。あなたの声を聞いているのが物件を決めたい営業マンで、図面を引く設計士があなたを良く知らないからです。あなたに購入の決心をしてほしい営業マンは、あなたの望みがすべて叶う理想の家であるようにしきりに話を盛り上げ、進めてくることでしょう。

私があるリフォーム会社の顧問に就任した当初、デザイナーがお客様から言われた言葉で印象深いのが
「あなたは私たちが行ったことをただ図面にしただけで、デザインなんてしてないじゃない！こんな風になるなら言ってくれるのがプロでしょう！私たちは素人なんだから！！」
と以上に悲しそうに怒りをぶつけてこられたのを今でも鮮明に覚えています。
お客様にとってはとても高額な工事で、一大決心をしてリフォームに希望を託していたことでしょう。

無料で出来るほど設計は浅い仕事ではないのです。じっくりとお客様の声を聞き、その言葉の内に秘めた思いを汲み取り実現する、非常に高度な業務なのです。

あなたが先ほどのチェックシートの結果、あなたの理想の家を叶えたいと思われたのなら、無料という言葉に踊らされないで、しっかりとあなたの声を聞き、理解して、実現できる技術と感性を持った設計事務所と一緒に家づくりを進めてください。

あなたの声の届かない家づくりの先には後悔だけが待っています。後悔したくない。本当の夢の家を実現したいとあなたが思うのなら、私たちにその想いをじっくりと話してみて下さい。

あなたが気づかなかったこと、思いつかないことがいかに多いか気づくはずです。

あなたは大手住宅メーカーなら「良くＣＭも流れているし、大企業だから安心」と安易に考えていませんか？大々的なＣＭも、設計、施工に比べ膨大な数の営業部門も、立派な会社の経費もどこから得ているのでしょう。

一般に、住宅メーカーの利益率は40％～45％、某大手になると実に50％以上といわれています。

つまり、あなたが支払う金額の実に半分近い金額が経費、残りがあなたの家に実際に使われた金額ということになります。

住宅メーカーのお金の使われ方については、もう理解されたと思います。
それでは、通常の設計事務所に設計を依頼し、工務店が施工する場合はどうでしょう。

実は、ここでも工務店の経費（利益）というブラックボックスがあります。
工務店の一般的な利益率は概ね25％～35％程度、業者の規模や経営方針などによってはそれ以上の利益率となる場合もあります。

設計事務所が設計をして、複数の工務店に相見積をとって、その中で値段の安い業者、実際には経営状況やこれまでの施工実績なども考慮にいれて、施工業者を決めるのが通常の方法ですが、いくら安いといっても、利益は確保されるので、よくよく確認すると、見積もりの中で勝手に仕様が安くなっていたり、見えないところで勝手にコストダウンされてしまうこともあります。

もう一つよく起こる問題として、工務店の利益の確保が難しくなってくると、当然下請け業者にたいして、値切るようになります。そうすると、業者の質が著しく低下し、結果としてあなたの大切な家の出来が悪くなるのです。

それでは、あなたの理想の家を実現するために一番良いのは？

私たちがお勧めしたいのが、コストをより明確にし、余計な経費をかけず、あなたと、あなたの大切な家を創り上げる職人たちが一体となって、あなたの家づくりを成功させる方法

それは、万全の保証体制、しっかりした現場の管理体制によって初めて成り立つ、分離発注による工事です。

そのメリットはとても大きく、大幅なコストの削減と質の向上が実現します。


あなたと、あなたの家を最後まで責任をもって造り上げるすべての業種の職人とが直接契約するので、コストが適正かつ明確になります。また、それぞれの業者が下請けではなく、元受けとなり、あなたの声をしっかりと受け止め質の高い仕事をすることになります。

もちろん、設計事務所である私たちＭＡ２が同席し、契約会という場を設け、あなたとそれぞれの業者が正しく契約できるようにサポートするので難しいことはありません。


工務店の経費という大きなコストがかからなくなるため、大幅なコストダウンになります。そして、工務店の利益主義（必ずしもそういった工務店ばかりではないと思いたいですが）の現場管理から、あなたの家づくりを第一に考えた現場管理へと変わるため、より質の高い、納得できる家を造ることができるのです。


設計・監理料の明確化。設計事務所の設計・監理料についても、総工費の10～12％程度というのが一般的ですが、分かりづらいという声も聞きます。私たちＭＡ２では、お客様のご希望によっては、通常の設計・監理として依頼をお受けすることも可能ですが、その場合も、建物の総工費に対する比率ではなく、建物の大きさ、構造で明確に提示しています。

分離発注の場合でも、設計・監理でお受けする場合でも、明確な料金体系となっていることも多くのクライアント様の信頼につながっていると考えています。

夢を実現する

ザックリとしていますが、建物価格5,000万円、木造で建物の規模を200㎡とした場合で比較してみます。
※実際には、その他の登記や税金等の諸経費がかかりますが、分かりやすいように、住宅の建設にかかわる部分を比較します。


あなたが5,000万円で住宅を購入した場合、45％がメーカーの経費（粗利益）とすると2,250万円となり、実際の家に費やされた金額は2,750万円ということになります。


一般的な設計事務所の設計料を工事費の10％、工務店の経費（粗利益）を30％とします。総額を5,000万円とすると設計料が10％で455万円、工務店の経費が1,363万円となり、家に建てる費やされた金額は3,182万円となります。つまり経費としては1,363（万円）＋455（万円）＝1,818万円となるのです。


あなたが各業者と直接契約を交わす、分離発注の場合、同様に総額を5,000万円とすると、私たちＭＡ２の設計・監理、および現場の管理に関わる報酬は以下のようになります。
基本料金350万円＋25,000（円／㎡）ですので
350（万円）＋2.5（万円）ｘ200（㎡）＝850（万円）となります。

工務店の経費（利益）の30％がかからないため実際の家の建築に費やされた金額は5,000（万円）－850（万円）＝4,150（万円）ということになります。

夢を実現する

最初に福島さんに出会ったのは5年ほど前になります。最初に出会ってから実際に家を建て始めるまでに1年以上、じっくりと話をすることで、思い通りの空間を実現してもらえました。普段がとても忙しいので、家にいるときにはゆったりとした時間を過ごしたいと思っていました。いろいろなリゾートや東京に行く際には必ず泊まるリッツカールトン、京都の要庵などの上質な時間を過ごさせてくれる場所が好きで、自宅もそれに負けない空間にしたいと思っていました。

福島さんの設計は、そこに流れる時間や季節の変化を感じられるリゾートのような安らぎを大切にされているだけあって、上質な時間を感じられるのでとても満足しています。
一流とは何か、ということをすごくまじめに形にしてくれたと思います。
例えば扉や壁などの細かい納まりや、照明の雰囲気、場所場所で見える景色が時間とともに変化していく様子など、とても強いこだわりを感じました。

壁の間から見えるテラスは、室内空間がそのまま伸びていく感じでとても気持ちが良い、お気に入りの場所の一つです。室内の緩やかな段差が空間をダイナミックにしている気がします。階段を2段下がったリビングは、程よい囲まれ感がホテルのラウンジのようで、これが福島さんの言う安らぎの時間を与えてくれる空間だと納得しました。これからまた、二期工事が始まりますが、よろしくお願いします。

家づくりで一番大切なこと、それはあなたの夢の家を実現するために誰をパートナーとするかということ。あなたの思いをしっかりと受け止め、形にすることが出来るパートナーと家づくりをしてください。
あなたにとって最高の家をつくること。そのためのお手伝いが出来ることを切に願っております。
是非、あなたにとって最高の家を実現してください。

ＭＡ２／福島正俊建築設計室　代表　福島正俊